水上バイク(ジェットスキー等)の免許である特殊小型船舶操縦士の実技試験内容には
陸上で行う 点検、ロープワーク
水上で行う エンジン始動・停止、コース1走行・コース2走行、人命救助 があります。
この中で、メインとも言えるのがコース走行です。
コース1・コース2共全員が走行するのですが、まずは決められたコースを憶えなくてはなりません。
6つのブイを使った割と単純なコースなのですが、これを試験中に間違えてしまうと、いちどだけやり直しが出来るのですが、そこでまた間違えてしまうとそのコースはもう走行させて貰えません。要するに、採点ができません。ですのでコース間違いは非常に大きな痛手となり、それが原因で不合格に繋がってしまいます。
残念ながら実技不合格になってしまう方の多くがコース間違いが原因となっています。
難しいコースではなく「割と単純」なので要注意です。
いかに上手に走れるか、よりもまずは正しくコースを完走することが大切です。
コース1とコース2をしっかり区別して憶えること、試験当日も自分自身の順番迄にもう一度コースを確認することが重要です。
水上バイクの操縦技術に妙な自信のある方は要注意です、テクニックなど必要ないのです、コースを正しく走れるかという試験です。
なにわ淀川花火大会を何度かボートで観に行ったことがあります。
間近で打ち上げられる花火観賞は迫力満点で最高でした。
つい最近、受講生の方と実技講習の際に、ふとその話になった時に
「今はお金かかるんですよ」と聞きました。
「え~、5.6年前に行ったっきりですが、お金は必要なかったんですが・・・」
正直驚きました。なので調べてみました。
すると・・・
2013年に船舶から花火観覧をされた方が帰港途中、淀川内で船舶同士の衝突沈没事故を起こされました。
そのような事故を踏まえ、協力船(安全協力寄付金を振込み、念書や船舶検査証書をファックス等で通知した船)のみが淀川大橋(国道2号線)から上流に入れることとさせていただきます。
とのこととなっていました。
安全協力寄付金は最大搭載人員が13人以上の場合15万円以上
13人未満は7万円以上となっていました。
一般に販売されているチケットや納涼船の料金からすると妥当な金額だとは思います。
詳細が気になる方は下記ページ(なにわ淀川花火大会公式)を御覧ください。
行かれる方、羨ましい限りです。どうそご安全に。
当スクールでは1・2級小型船舶操縦士取得コースにアタックコースとレギュラーコースを設定しています。
コースの違いは学科試験の一般科目(1・2級共通部分)を学科講習を受けずに独学でマスターするのがアタックコース、1日(約6時間半)学科講習を受講していただくコースがレギュラーコースです。
〇アタックコースは次のような方々におすすめのコースです。
費用を低く抑えたい。
日数は少ないほうが良い。
自分のペースで勉強したい。
資格試験に慣れている。
アタックコースで取得したお知り合いの方に、アタックコースで充分だと聞いた。
〇レギュラーコースは次のような方々におすすめのコースです。
全く難易度も想像がつかないので不安。
自分で勉強するという強い意志を持てない。
結局ダラダラ勉強しないまま試験を迎えてしまいそう。
レギュラーコースで取得したお知り合いの方に、レギュラーコースで良かったと聞いた。
個別に合格率の統計は出していませんが、殆ど差はないという印象です。
どちらが安心かと訊かれると、やはりレギュラーコースの方が安心です。
アタックコースは勉強をしなくても良いコースではありません。
どちらのコースを選択されるか、受講される方の数は半々くらいです。
落ちたらいくらかかるの?
学科試験・実技試験共に合格されれば免許発行手続きは全てスクールにお任せください。免許発行に必要な料金も全てお申込時に頂いております。
簡易書留にて免許証が届くのを今しばらくお待ちいただければOKです。お急ぎの方、またはご希望の方はスクールまでお越し下されば直接お渡しします。
では、万が一不合格になった場合につきまして・・・
学科試験または実技試験の合格は2年間有効となっていますので、
残念ながら不合格になってしまった方は、学科試験または実技試験のいずれか不合格になってしまった方を2年以内に受験し合格すれば免許が交付されます。
が、身体検査の合格は1年間しかありませんので、実質一年以内であれば学科試験・実技試験のみを再受験すれば良いのですが、
身体検査合格から(最初の試験日から)1年以上経過してしまうと身体検査(3,450円必要です)を受検しなければなくなります。
受験申請は試験日の1週間前(曜日の都合などで5日前等の場合もあり)ですので、すぐ明日、ダメだったらまた明日という風に受験することができません。
再受験に掛かる費用は以下のとおりです。
1級学科の場合 9,800円(内訳 1級学科試験料6,600円+※再申請手数料3,200円)
2級学科の場合 6,750円(内訳 2級学科試験料3,550円+※再申請手数料3,200円)
特殊学科の場合 6,100円(内訳 特殊学科試験料2,900円+※再申請手数料3,200円)
1・2級実技 22,100円(内訳 1・2級実技試験料18,900円+※再申請手数料3,200円)
特殊実技 19,600円(内訳 1・2級実技試験料16,400円+※再申請手数料3,200円)
※再申請手数料は各スクールにより違います。受験申請手続きを代行し受験票をお届けする等の手数料です。ご自身で申請される場合は不要です。
不合格になった場合の他、受験申請後に試験日を変更する場合にも料金が必要です。
尚、学科講習日・実技講習日をお申込み後に変更される場合は、ご希望日に空席がございましたら無料で変更して頂けますので、ご都合が悪くなった場合はお早めにご相談ください。
1級はやはり難しいですか?と
よく質問されますが、当然2級よりは難しいのですが、感じ方は人それぞれのようです。
2級と共通の一般科目(50問)の他に上級科目(14問)を受験する必要があるのですが・・ここでポイントがあります!
一般科目をしっかり勉強しすぎると・・・失敗するかもしれないのです。
一般科目を基礎、上級科目を応用と捉えて、まずは一般科目をしっかり学習して全てを理解してから上級科目を勉強するという方法は危険です。
信じて貰えないかもしれませんが・・・一般科目の知識ゼロからでも上級科目の勉強をすることが出来ます。
残念ながら不合格になってしまう方に多いパターン
上級科目でたった1問だけ正解数が足りなかった、一般科目はほぼ満点だった、だったら一般科目はそこそこで切り上げてもっと上級科目をしっかり勉強しておけば良かった。
上級科目は14問中10問以上正解させないと合格できないのですが・・・1問に泣くことになる方が非常に多いです(2問足りずに不合格の場合はハッキリ言って惜しくありません、諦めもつくでしょう)。一般科目は50問中33問正解させる必要がありますが、逆にいうと17問も間違うことができます。上級科目は4問しか間違うことができません。
ポイントは一般科目はある程度で切り上げて、上級科目で勝負するつもりでペース配分することです。
勉強時間は決して50:14ではなく・・・50:50で時間配分して勉強するくらいのつもりで取り掛かかってみて下さい。
2級を取得してから1級にステップアップするのはそう難しくありません。
いきなり1級を取得する場合、一般科目で燃え尽きてしまわないよう、上級科目を学習できる余力と時間をつくっておけば・・・難しくないと感じることができるのではないでしょうか・・・。
2級は簡単ですか?と
よく質問されますが、感じ方は皆様それぞれのようです。
2級は「普通」にやったらいけますか?と
よく質問されますが、正直あなたの言っている「普通」が良くわかりません。
よく耳にするのは・・・
試験前の勉強中の方からは、難しい難しいとよく聞きますが、
試験が終了し免許を取得された後には、終わってみたら簡単だったという意見をよく聞きます。
中には、あいつ(仲良しさん?)が簡単って言ってたから・・・とか、あいつがほとんど勉強せんでもいけたって言ってたから・・・
という曖昧な情報を真に受けて、ホントにほとんど勉強せずに不合格になる方もたまにいます。
残念ながら不合格になってしまう方の問題集は・・・試験当日も新品のようにキレイです。
問題集をしっかりとやっていけば、「きっと」合格できるハズです。
自分でしっかりと計画をたて、時間をつくり学習できる方はアタックコースを
自分自身ではダラダラとしてしまい、試験日まで結局しっかりと勉強できなかった・・となってしまう気がする方にはレギュラーコースがオススメです。
夏本番委に向けて今から新規取得ご希望の方のお申込みが増える季節ではあるのですが、同時に梅雨シーズンに突入します。
そこで雨天の場合の実技講習時の準備などについてお話ししておきたいと思います。
1・2級の場合は雨合羽をご用意下さい。
なるべくポンチョタイプではなく上下セパレートタイプがオススメです。
わざわざ高級なものを購入するのはもったいないので
100円均一ショップで上下各100円で販売しているものを、セットで200円(税別)で購入しておくのが良いかと思います。
但し耐久性は期待できません、実技講習1日と実技試験(約1時間)で限界でしょう。そして暑い日には蒸れますのでTシャツ等の着替えがあると安心です。
4~5万円するような雨合羽を過去に一度だけ購入したことがありますが、軽くて通気性も良く最高でした。
撥水効果が無くなってくると、防水スプレーをするのも良いらしいのですが、
実技講習にご参加いただいた某アウトドアブランドメーカーの方から「洗濯機で丸洗いすると良い」というアドバイスを受けました。
細かい埃などを洗い流すことにより・・・・ってお話でしたが、一緒に聞いているほとんどの方は半信半疑の様子でした。
残念ながらそのお話を聞く少し前頃からは私は高級なレインギアは卒業し、最近はは2千円程度の雨合羽を時々買い替えて使っています。
首元にタオルを巻いておくと雨水の侵入を最小限に抑えられます。
足元はスニーカー等の場合、大雨だとやはり中までベチャベチャになります。かと言って長靴を履くと歩きにくく、慣れない人には危険です。
冬の雨だとベチャベチャになると指先が凍えて大変ですが、これからの季節は少々大丈夫でしょうから、履き替え用の靴下・靴を準備しておいてスニーカーで受講して頂くのがよいかと思います。
教習艇には屋根は「一応」ついてはいますが、係留・解らん(つないだり・ほどいたり)する際に、しゃがんだり立ったり乗り込んだり降りたりしますので必ずぬれます。
大荷物になって大変ですが、土砂降りが想定される場合は雨合羽だけでは無く着替えも一式ご用意頂くことをオススメします。
前回は1・2級実技講習時の服装等について紹介しましたが、今回は特殊の実技の服装等について紹介します。
まず、1・2級実技と大きく違うのは、ガッツリ濡れる恐れが非常に高いということです。
晴れていたとしても、風がある日はバッサンバッサン海水をかぶることになります。
そこで服装につてですが・・・
ウエットスーツやドライスーツ等は必要ありません。
そういうものを着ると逆に浮きます。
全くの普段着で乗るのですが・・・
春・秋は雨合羽がオススメです、。ポンチョタイプでは無く、上下セパレートタイプがベストです。首元には浸水防止用にタオルを巻いておくとより安心です。
夏は雨合羽はは蒸れますし、熱中症等の心配もありますので、晴れている日であればTシャツ・短パンで〇です、ラッシュガードと海水パンツでももちろん結構です。曇りや雨の日は意外と寒く感じる場合がありますので長袖、長ズボン(ジーパン等)も準備しておくと安心です。
オールシーズン通して
履物を履いて下さい。マリンシューズやマリンブーツがあれば是非ご持参ください。無ければ要らなくなったスニーカー等。単なる突っ掛けやサンダルは×ですが、かかとをマジックテープ等で留めることが出来るものは〇です。万が一落水した場合にでも脱げてしまわないものとイメージして下さい。
髪長い方はゴム等でまとめて下さい。
上半身裸での操縦はお断りします。ライフジャケットを順々に着て頂きますので素肌が直接触れないように衣服を着用して下さい。
ビチョ濡れになるかならないかは、操縦する方の技術がどうこうではなく、当日の風の強さに大きく影響されます。
講習の日は殆ど濡れなかったとしても、試験日はびしょ濡れになるかもしれませんのでご注意下さい。
講習会場は海水です、雨合羽を使用した場合は時間を置かずに丁寧に水道水で洗い流してください。チャック等が使い物にならなくなりますのでお気を付けください。
1級・2級 実技講習時の服装について
どんな服装で行けばよいのだろう?と迷われる方もいると思います。
動きやすい服装で・・、って説明されても困りますよね。
全くの普段着で・・、普段着って言われても困りますよね。
どのような服装で行くのが無難なのかを季節別に具体例を紹介します。が、必ずこの服装で来てくださいというものではありませんので、ご参考までに。
春秋 暖かい日、寒い日の差が激しいので、長ズボン(ジーパン等)・トレーナー等の他にウィンドブレーカーのような脱ぎ着しやすい上着を用意していただくと安心です。
夏 Tシャツ(タンクトップは×)・短パンでOKですが、夕立ちに備えて雨合羽か着替え一式を準備していただくと安心です。ライフジャケットを着用しますと汗をかきやすくなりますから色の濃いシャツ等はライフジャケット型の汗模様が浮き上がる恐れがありますので避けた方が〇です。必要に応じてタオル・帽子・サングラス・日焼け止め等も用意していただくと尚安心です。
冬 防寒対策をしっかりと!なのですがあまり着ぶくれするようなものは動きずらくなるので、薄くて暖かいものが理想的です。使い捨てカイロ、耳が隠れるニット帽、ネックウォーマー等を用意していただくと安心です。防寒用のスノーシューズがあれば尚安心です。
その他全シーズン共通点
靴はスニーカー等の運動靴でお越しください。つっかけやサンダル類は危険です。
雨天の場合以外では濡れることは殆どありませんが、晴天でも強風の場合には波しぶきが多少かかることがあります。
エンジンの点検などを行いますので、多少汚れる場合があります。
女性の方は、スカートは絶対に避けて下さい。
着替える場所、お荷物を置いておく場所はございす。
新規で船舶免許証を取得する場合の必要書類等でよくある不備を紹介してみます。
住民票の写し・・・必ず本籍地の記載が必要です、本籍地の記載のない場合は再度交付を受けていただく必要があります。
受験申請時にはコピーで構いませんが、合格後免許申請時には住民票の写しが必要です。
住民票の「写し」はコピーではありません。住民票の写しのコピーでは免許申請ができません。
住民票の「原本」というと本当は正しくはないのですが、コピーではなく住民票の写しそのものがいります。
また、世帯全員のものを発行し、ホッチキス等で留めているものを外してご自身の内容がわかるページだけをご提出される方がいますが、受付けられません。
ホッチキスで留まった全てで一つの住民票の写しですので、外さずにご提出頂くか、ご自身のものだけを改めて役所やコンビニで取り直すかして下さい。
証明写真のサイズ・・・横3.5㎝×縦4.5㎝のパスポート用のサイズのものが必要です。
免許を取りに行くんだから・・・「(自動車)免許証用」というサイズを選択して撮影してしまうと小さすぎます。
帽子をかぶっていたり、色付きのレンズの眼鏡をしていたり、髪の毛で眼がかくてていたりしないように気を付けて下さい。
委任状・・・委任する相手が記載されているかをご確認ください(各スクールの指定用紙をご使用ください)。適当にインターネットで見つけてダウンロードしたものでは受付けられません。
以上がよくある不備等ですので、ご提出いただく場合はご注意ください。